原作は、作家R.Mオールデンの100年以上前の作品。原作を元に、竹下先生が、新たに絵本の文章をお書きになりました。海外の物語に絵を描くのは初めてでしたので、私にとっては大きなチャレンジでした。当時、竹下先生や担当編集者のMさんからたくさんの資料を送っていただき、自分でも登場する教会や、街の雰囲気、時代背景などの資料集めをし、画風を決めていきました。黄ボールというボール紙に地の色を活かし、絵具は４色の絵具を混色して全ての色を作って描きました。本当の贈り物とは…と考えさせてくれるあたたかなお話です。